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男は自分で選んで作った家庭を捨てようとは思わないだろう。
世の妻子のある男は99%“彼女”のために家族は捨てない。
男は良くも悪くも“外部の目”を重点に生きているからだ。
社会からの“評価”と言ってもいいかもしれない。
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2016/04/20(水) 11:38 エッセイ、雑記 PERMALINK COM(0)
『隠れられる場所』その1

「あ、大変! 主人が帰って来たわ、あなた、早く隠れて!」
男はクローゼットの中に隠れようとして、扉を開けた。
中に男がいた。
「ここは一人しか入れない、他をあたってくれ」




『隠れられる場所』その2

「あ、大変! あの人が来たわ、あなた、早く隠れて!」
男はクローゼットの中に隠れようとして、扉を開けた。
中に男がいた。
後ろから声がした。
「あ、そこは主人の趣味の部屋なの、違うところにして」

2016/04/19(火) 16:44 小噺 PERMALINK COM(0)
情事の後のベッドの上でだった。
女が男に言った。
「あなたは私を裏切らないでね、絶対浮気なんかしちゃ駄目よ、浮気する人、私許さないわ、人間のクズよ、うんん、あなたはそうゆう人じゃないって信じてる、あなたも私を信じていいのよ、私は一途なの、私、あなたしか愛してないのよ、ほんとよ、安心して、私、人を裏切ったりしないの、それに引きかえ私の旦那なんか……」

2016/04/18(月) 16:46 小噺 PERMALINK COM(0)
「ごめん、ミキ、うちの旦那に訊かれたら、私昨日の夜、あなたの部屋にいたことにして」
「だめよ、ユカリ、昨日の夜、あなたの旦那さん私の部屋にいたもの」

2016/04/16(土) 16:19 小噺 PERMALINK COM(0)
彼女と歩いていたときだった。
急用を思い出した。
明日の取引先との接待の人数変更を店に伝えなきゃいけなかったんだ。
俺は彼女に「ごめん、ちょっと急用の電話するね」と言って、その場で携帯から店に電話した。
「あ、ママ、ごめん、明日の話だけど、連れていくお客さん、3人から5人に増えたんだ、大丈夫かな? うん、そう、やっぱりママだね、ありがとう。ママのあの手料理もお願いね、あれ、俺、好きなんだ。うん、じゃ明日ね、ママ」
彼女は私を見つめ、首をゆっくり左右に振ると、何も言わず走り去った。

2016/04/15(金) 08:56 小噺 PERMALINK COM(0)
明日、ヒロト君と初デート。
これから彼と付き合うことになるんだ……。
でも、男の子と付き合うってことは、最終的にはエッチすることになるんだよね……?
友だちのアミが言ってた。
男なんて誰だって女の子とエッチしたいって、いっつも思ってるんだよ、って。
アミはこの前の彼との初デートで初エッチしちゃった。
バージン卒業した彼女の顔つきはなんか“女”だった。
ヒロト君もそんなこと考えているのだろうか?
私とエッチしたいって思っているんだろうか?
もし、明日ヒロト君からせまられたらどうしよう。
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2016/04/14(木) 07:44 ショートショート PERMALINK COM(0)
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