スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。
朝、起きると、今日モモちゃんがうちに来るの思い出した。
モモちゃんは春から通ってる調理師の専門学校で仲良くなった子。
今日はモモちゃんとうちで、母の日の為の趣味と実益を兼ねたケーキを作る約束だった。
ケーキが出来たらママにもって行く予定。
もう9時過ぎてた。
約束は10時だ。
1階に下りてった。
リビングでパパがジャージ姿で新聞読んでた。
あたしに気づいて「おはよう」といつも通り明るく声を掛けてきた。
でも、昨日のパパの姿が浮かんできて、目を合わせられず「う、うん……」とか言って通り過ぎた。
「なんだ今日は機嫌が悪いのか? あの日か?」
ってノーテンキなことをホザいたので、アナタがイタイケな乙女の心をもてあそんだんだよ、お陰でこっちはなんかモヤモヤして、傷ついて、でも変な気持ちになって、寝不足なんだから、って言いたかったけど、我慢してシャワーを浴びに行った。

続きを読む
2016/04/26(火) 10:15 短編小説 PERMALINK COM(0)
スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。