R30ans[Rトランタン]Blog
対象年齢30歳以上 官能短編小説 官能ショートショート 官能小噺 官能キャプション・ストーリー 官能エッセイ etc.
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官能ショートショートNO.10 『夫婦の事情・その2』
二次会の居酒屋を出たときは10時を回っていました。
今日は会社の部署の飲み会でした。
他の同僚たちは、次のお店に行ったみたいです。
いつの間にか彼と二人で歩いていました。
「送っていくよ」
彼に言われました。
彼は車で来ていて、近くの大学病院に停めていたと言っていました。
帰りは奥さんが、迎えに来るそうです。
車は明日また奥さんと二人で取りに来るみたいでした。
「タクシーで帰るからいいわ」
私は遠慮がちに言いました。
「いいよ、同じ方向だから……寒いから、行こう」
彼は、私の返事を聞かないで、歩き出しました。
忘年会のときに、あんなことをしてから、1ヶ月くらい経っています。
あれから二人とも何事もなかったように、一緒に仕事をしました。
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2016/03/16(水)
10:20
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官能ショートショートNO.9 『夫婦の事情・その1』
妻の芳恵が浮気をしました。
それも一ヶ月も前のことです。
今、白状しました。
最近、妻の様子がおかしいと思ったのです。
深夜に携帯電話のバイブは鳴るし……多分メールだと思います。
今までそんなことはありませんでした。
あと、この間、通販会社から下着を買いました。
結構派手目で、今まで付けていたのと、大分方向性が違うように思われました。
香水の匂いも変わりました。
以前より、濃い艶かしい匂いがします。
それに、決定的なのは、アンダーヘアの手入れがしてあったことです。
そんなことは結婚してから初めてです。
生え際が少し剃られ、面積が小さくなって、更に毛全体が短くなっています。
ちくちくと、短い毛が口の周りに当たったので、それでわかったのです。
私はその状況証拠を妻に突きつけ、問い詰めました。
正直に言ってみろと、でないと離婚だと。
妻はおそるおそる語り始めました。
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2016/03/14(月)
09:40
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官能ショートショートNO.8 『いつもの朝』
会社に着いて、いつものドアを開ける。
いつものように彼女がいた。
声を掛ける。
「おはようございます」
彼女もいつものように、僕と目を合わさないように小さくあいさつを返す。
あくまで控えめだ。
僕は、入社して一ヶ月。
電車の都合で毎朝他の社員よりも40分は早く着く。
彼女はもっと早い。
僕が着くころはもう彼女はひとりでここを掃除をしている。
だからしばらくは社内では二人っきりだ。
前から彼女のことが気になっていた。
好みのタイプなのだ。
あの、むちむちとした体型が……。
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2016/03/11(金)
08:18
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官能ショートショートNO.7 『受験勉強』
大学の二次試験を来週に控えた日曜日。
女子高校生の部屋には少し春めいた日差しが差し込んでいた。
勉強机に向かい、鉛筆を握る女の子。
その女の子の耳に、家庭教師の女子大生がささやいた。
「もう、私が教えることはないわ。あとは、受験会場での集中力だけよ」
「は、はい……」
女の子が、家庭教師の吐息に首をすくめる。
「周りでは鉛筆を走らせる音、鼻をすする音、貧乏ゆすりなんかする子もいるわ。でもそれを気にしちゃだめよ。目の前の答案用紙だけに集中するの。わかった?」
「あっ、はい……でも……あっ、先生……」
女の子の耳たぶが、甘噛みされたのだ。
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2016/03/08(火)
08:15
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官能ショートショートNO.6 『特別捜査官・美樹』
「あら、やっとお目覚め?」
おぼろげな意識の中で、北条美樹はその声の主を見た。
長い金髪の女だ。
鼻が高く日本人離れしている。
色白の顔に、真っ赤な口紅が映えた。
白いブラウスの胸が、はち切れそうだった。
歳は三十代半ばだろうか。
赤いマニキュアを施した長い爪が、美樹が素肌に着ている黒皮のライダースーツの隆起した胸の部分を、ゆっくりとなぞる。
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2016/03/07(月)
08:17
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官能ショートショートNO.5 『エプロン姿の効用』
今日は彼が仕事帰りに私の部屋に来てくれる。
初めて彼に作る手料理。
腕によりをかけて作らなくっちゃ。
買い物した帰り、ふと立ち寄った雑貨屋さんで大きなフリルのついた、ピンクのエプロンを見つけて衝動買いした。
お料理してる姿もかわいいと思ってもらいたくて。
早速エプロンを着て、お料理の支度を始める。
初めて見せるこんな姿。
ちょっと恥ずかしいかも。
彼が来た。
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2016/03/05(土)
08:52
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作者:蒼井シリウス
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