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神社の境内を見下ろす大きな松の木の根元。
境内に続く参道に軒を連ねた出店屋台の白熱灯の明かりが、彼女の顔を薄らを浮かび上がらせていた。
「ユキちゃん!」
僕はそう言うと、浴衣姿の彼女を抱きしめた。
頬に触れる彼女の額が汗で湿っている。
唇がぶつかり、お互いが同時に舌を滑り込ませた。
彼女の浴衣の中に手を差し込み、ブラのホックを外す。
浴衣の前を大きく広げた。
夜目にも白い大きな乳房がこぼれ出たのがわかった。
すぐさまその乳首に強く吸いつき、もう片方の膨らみを乱暴に揉み上げる。
もう我慢できなかった。
彼女を後ろ向きにさせ、太い松の幹に手を付かせる。
浴衣の裾を捲り上げ、薄い生地のショーツを一気に引き下げた。
白い大振りのお尻が僕の前に突き出された。
僕も浴衣の下半身を開き、もう既に充分に硬く立ち上がったものを握り、彼女のお尻の谷間にその先を潜り込ませた。
そこはもう柔らかく開き、蜜を溢れさせて、たちまち僕の先端を包んだ。
一気に彼女を貫くと、悲鳴のような短い声が一瞬上がり、頭を仰け反らせた。
一年振りの彼女の中だった。
彼女の内側を確認するようにゆっくりと出し入れを始めた。
掴んでいる腰の感触、僕の動く角度、彼女の中の起伏、そして彼女の女の匂い。
変わらぬ彼女のままだった。
久し振りの行為にひどく興奮し、早くも僕の中のものがせり上がってきた。
出し入れの幅を狭め、小刻みに彼女の奥だけを付く。
後ろから彼女の乳房を持ち上げるように揉みしだいた。
「ああっ……ユキちゃん……いい? いくよ」
「いいわ……来て……ヒデ君」
小さな背中に頬ずりしながら何度も彼女の名を呼ぶ。
腰だけを動かし、えぐるように突き上げる。
押さえきれない低いうなり声ともに、僕は塊のようなものを彼女の中に次から次へと撃ち出した。
陰茎の微かな痛みとともに、快感が頭の中を何度も貫く。
長い射精が終わり、荒い息の中、彼女から引き抜いた。
彼女が向き直り、浴衣の前を整え、笑みを浮かべた。
「ヒデ君も変わらないね」
「ユキちゃんもね」
僕も笑い返す。
「でもひとつニュースがあるの?」
「なんだい?」
「春に初孫が生まれたの」
「そう、それは、おめでとう」
「今度、会って」
「いいのかい?」
「だって、ヒデ君……」
その時だった。
急に夜空が明るくなり、続く轟音に驚き、彼女が僕に抱きついた。
思わず抱きしめた。
彼女は十代の頃と同じ香りがした。

2016/10/11(火) 09:21 ショートショート PERMALINK COM(0)
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